- 第一紀以前のエレド・エングリンこと鉄山脈(Iron Mountains)については鉄山脈を参照してください。
くろがね連山 †
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Iron Hills |
異訳 | くろがね山、黒がね連山 |
解説†
リョヴァニオンの北東の果てにある山脈。山脈からはカルネン(赤水川)が流れ出ている。
第三紀2589年に灰色山脈のドワーフが冷血竜に襲われてダーイン一世が殺されると、ダーインの息子グロールは家来を連れてこの地に移住した。くろがね連山のドワーフはグロールの兄スロールが移住したエレボールへ鉱石を輸出した。
2770年にスマウグによってエレボールの山の下の王国が滅ぼされると、スロールの一族郎党は放浪生活を送るようになるが、エレボールのドワーフの多くはくろがね連山へ身を寄せた。
くろがね連山のドワーフの戦士は屈強なことで知られ、鎖帷子と鉄の靴で身をよろい、重いつるはしを武器にした。
2793~2799年のドワーフとオークの戦争では、スラーイン二世の求めに応じ、グロールの息子ナーインがくろがね連山のドワーフを率いて参戦した。ナーインはナンドゥヒリオンの合戦でアゾグに殺されたが、ナーインの息子ダーインがアゾグを討ち取って名を上げた。
2941年には、エレボールに立て籠もったソーリン二世の求めに応じ、ダーインがくろがね連山のドワーフを率いてエレボールに進軍した。結果的に発生した五軍の合戦でソーリンが死んだため、そのままダーインがダーイン二世として再興された山の下の王国の王となった。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
(指輪戦争終結時点で)ソーリン三世の弟であるNáin the Slakelessが、鉱山Járnfastなどのくろがね連山を統治している。
コメント†
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