クラム†
概要†
カテゴリー | 物・品の名前 |
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スペル | cram |
異訳 | たらふく |
解説†
谷間の国の人間や湖の人が作る旅行用の携行保存食。『ホビットの冒険』では“たらふく”と訳されている。
外見は同様の保存食であるレンバスに似ているが、レンバスと違って美味くなく、せいぜい噛む運動の練習になるくらいであるという。ソーリンとその仲間がエスガロスから携え、はなれ山で活動していた時の主食だったが、一行は何度も食べるクラムにすっかりうんざりしていた。
『指輪物語』ではギムリがレンバスを見たとき、最初はクラムと勘違いして顔をしかめた。
cramは英語で「たらふく(がつがつ)食べる」の意がある。一方、『The Lost Road and Other Writings』収録のThe Etymologiesでは、押す(press)の意味の語根KRABから派生した語とされ、穀粉を押し固めて作ったケーキと説明されている。*1
映画『ホビット』における設定†
登場しない。ソーリン一行がエスガロスから食糧などを受け取って食事をする描写は省略されている。
コメント†
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